
「それしか選びようがなかったものを選んでも、それを自分の選択とは言わないだろ」
冬休み。
合格祈願の初詣に出かけて、小町の策略で雪ノ下たちと出会ったり。
由比ヶ浜と雪ノ下の誕生日プレゼントを買いに行ったりしています。
いやぁ、ギスギスしていたのもあって、まだ微妙にぎこちなさが残っているようですが。
こうやって、そろって出かけているのを見るのは和みます。
ま、相変わらず陽乃さんと遭遇した時には、引っ掻き回されているんですが。
この人は本当にぶれないなぁ。
平塚先生の結婚したい願望ぐらい、完璧な外面が崩れてないんじゃないだろうか。
雪ノ下の母親と接触があったりして、何とも面倒な様子が透けて見えましたが。
葉山と雪ノ下姉妹の関係というか距離感というのも独特なものがあるような。
雪乃と葉山の過去にあった何かがいつか語られたりはするんだろうか。
今回の学校ネタは、進路選択……の前の文理選択。
結構悩んでいるようですけれど、ここまで悩むようなことなのかなぁ。
葉山が言っていましたが、それぐらいでリセットされるものでもないと思いますが。
まぁ、リセットするとか距離を作るのではなく、近づこうとするんだったら、少しでも共通項を増やしておきたいという心理は分からないでもないですが。
やっぱり葉山と比企谷の、仲良くは出来ないけれど、微妙に噛み合っている感じが好きです。
比企谷の数少ない男子の会話相手だからかなぁ。
戸塚は…戸塚だし。材木座はネタ要因過ぎて、真面目な会話している場面少ないし。
ちゃんと会話してる相手となると、中々少ないですしねー。
2期でアニメ化もされていましたが、かなりまとめられちゃっているので、そこは少し残念ですね。
葉山というキャラクターに踏み込んでいった感じの展開は好みではありました。
八幡が本物を求めていることに対し、陽乃さんは「本物なんてあるのかな」と零していましたが。
いつか、それを八幡が得ることはできるんですかね。今はまだ、八幡自身わかっていない理想ではありますが。
そうなったときがエンディングになると綺麗なような気がしていますが、さて。