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「めんどくさくない女の子なんていませんよ」
ああ、その答えはびっくりするほど腑に落ちる。軽く肩を竦めると、俺もまた、歩調を早め一色においついた。
「……そうだろうな、めんどくさくない人間がそもそもいないし」


今回は全体的にいろはが持って行った感じがします。
いろはす、あざと可愛い。
冒頭に材木座がいたような気がしましたがきっと気のせいでしょう……
就活サイトを見たり、またしても締切に追われたり、八幡はいったい何をしているのかと。
途中で後輩と一緒にお出かけしているのは、1巻の時からは想像もできませんでしたね。

彼女も、八幡に影響されて中々変わってきたといいますか。
八幡が後輩の少女と一緒に出掛けるのも想像しにくいものですが。
出会った当初であれば、いろはも彼と二人で出かけようとはしなかったはずですし。
葉山がかつて評価した通り、周囲の人を変えていっているんですよね
ぼっちであったはずの彼が。

最後は、一色いろはが奉仕部に依頼を持ってくる話……
って、それでいいのか生徒会長。準レギュラーになっているじゃないですか。
割と奉仕部に出没していますよね、彼女。
サッカー部のマネージャーだったり、生徒会長だったりしたような気がするんですが。
八幡、わりとあちこちで締め切りに追われていて、いつも通りな感じと思ってしまった時点で色々と間違っている。
普通高校生は締切にそうそう追われないと思うんですが……
本編では、シリアス要素が入ってきたりするので、こういう日常のエピソードはいいですねー、安心して読めます。