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「ただし…オレは今現在貴方の実力は認めていますが 信用は一切していません」
「裏切りたければ まずはオレの信用を勝ち取ることだ」

初に格付けは済んだと言われて、心が折れかけた照朝。
けれど、彼には仲間がいて。
一対一では勝てなくとも、信頼を武器に立ち向かう。
全体的に押されていましたが、辛くも勝ちを拾った感じですねぇ。

伊達への裏切り交渉とその狙い。
一騎打ちに持ち込んでから、初陣営が短時間でいろいろ手を打ってきて、流れるように動いていたのは中々見ごたえありました。
かなり歪な精神してる伊達さんが終始楽しそうだったのも印象的ですが。
ある意味であの人の独り勝ちなんじゃないだろうか、このトーナメント。

組織のNo.2が出てきたことで、照朝が、ゲーム終了後イノルに喧嘩吹っ掛けますが。
元々、トップに辿り着くためにトーナメント参加していたり、1回戦の裏側で人質救出したりと敵対路線は隠してませんけど。
それにしたって血気に逸りすぎたんじゃないかなぁ。
手痛い一撃をもらった後、初が紫を止めた場面は中々良かったと思います。
ついさっき照朝の心を折ろうとした人の台詞とは思えない。
というかその後現れた岡本さんがなんか人類とは思えないオーラ放って君臨しているんですが。

連載100話記念ということで、100話目は潜夜たちのゲームをすっ飛ばした記念企画。
トーナメント参加者8名他が照朝宅に集まって、ゲームをするという、よくわからない状況です。
オマケの罰ゲーム集が笑えた。マルコはまた闇が深い罰ゲームを引いたなぁ、とか。
というかあの諸々の罰ゲーム考えたの誰だ……
潜夜と伊達を組ませたらダメだというのがよくわかりました。波長があってる感じがして厄介ですなぁ。
グングニル、意外と考えてトーナメントの配置汲んでるんですね……