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刺青が蠢き、白い槍が地面から伸びる。まるで墓標のように。
――生あるうちは輝いてろ。
――思い悩むな。
――人生は短く、
――時は常に代価を求める。
小さく漏れるのは、古代の墓碑に刻まれた詩句。最古の歌。



声優・佐藤有世さんが主人公を務めるリプレイ。
あちこちで吹き出しそうになる、笑えます。
有世さんが独特の世界を展開していて、どうしても吹きますね。

矢野:いかん。これ全部突っ込んでたら、それだけで本が終わるぞ!(笑)


とか言われていますし。
これは、すごい。有世さんのPCがUGNのエリートスパイって時点で危険な香りはしていた。
オープニングが、霧谷さんがツッコミに回って、完全にコントと化していたじゃないですか

PC全員がなんらかの秘密を持っている、と言う設定。
PC1は自分で作ってましたけど。
その秘密を探り、異変を探りしているうちに事件は加速して。
いや、結構面白かったです。PC戦闘あったりしましたし。
表紙の二人が、良いシーン作ったりしてましたけどね。

UGNのエリートスパイである、紅。
領域を使い幻惑する、UGNチルドレン、アンゼリカ。
神父として派遣されてきた胡散臭い男、秋雨。
名の売れた傭兵らしい、墓守。

誰が秘密を持っているかわからない状態で怒る事件。
誰も彼もが怪しく見えてくるっていう見せ方がうまかったですね。
PCもGMも楽しんでプレイしているのが分かるようでした。
それぞれのキャラクターメイクも参考になりそうな。
墓守がダブルクロスのPCとは思えないほどの高HPだったりして、面白いです。
秋雨神父も結構気に入っていますけど、墓守がいいですね。
演出の仕方とかが結構格好いい。