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「まず息子に謝れ!!」

父親の営んでいる大衆食堂で調理技術を学ぶ幸平創真。
この店を自分が料理を極めるための城として、真摯に向き合っていますが、父の都合で休店。
料理の名門学校に通うことに。それなりに気に入ってます。

2巻は寮生活を開始するところですね。
また随分と濃いメンバーを集めたものだな。
しかし、十傑の一人が在籍しているのに、事務員は寮の存在を把握していないのがいるのか。
タイトルにある食戟。
料理対決による賭け事というか、すべてが料理で決まる学校だという演出要素。
まぁ、演出というには、賭けられるものとか、かなりマジなんですけどね。
学校の根幹をなすシステムというべきか。

で3~5巻で、地獄の合宿篇。
合宿の審査員として、卒業生が登場。
1年生たちですら濃いキャラが多いのに、振いにかけられ残りつづけた卒業生が、薄味のはずもなく。
それぞれの個性があって、結構いいですねー。
幸平にライバルポジションとなるだろう相手が出てきたのもいい感じ。
卒業生との食戟と最後の課題。
幸平がまさかの苦戦。
イベントがどんどん出てくるので、テンポよく読めますね。

無事に合宿を乗り切ったら、今度は地元の商店街の町おこし。
十傑の関係店とちょっとした騒動を。いや、駅ナカに取られた客を見事に取り返しただけですけど。
商店街の強みを生かしてたのはいいんじゃないですかね。

そして、6巻からは秋の選抜が始まります。
十傑のほとんどが選抜の本戦に進んだ経験を持つそうです。
そのために盛り上がりも結構あるようで。
キャラが多いのに、それぞれに個性をつけて、うまく演出しているよなぁ、と思います。
途中で、ふらっと帰ってきた父親と料理対決したりもしてますね。

7巻までやって、予選はまだ終わっていません。
AブロックとBブロックとに分かれて、片方は終わったんですけどね。
幸平と、選抜の際に因縁の出来た、葉山が次回に回されています。
しかし、下剋上じゃないけど、トップ目指している志高い生徒結構いるんですねー。
薙切アリスが結構好きですよ。デフォルメ状態でお付きペチペチやっているところとか。
割と愛嬌あるというか、面白いキャラではありますよね。