「それでも――戦います」
「無謀だな。それはどのような理由だ? 研究者としての意地か?」
「いいえ。人としての意地です」
箱庭の焔たちサイドと、外界の十六夜サイドという感じで描写されています。
今回行われているゲームはあくまで予選の範疇っていうことで、顔見せ要素が強いですねぇ。
敵側の組織「アヴァターラ」の面子も表に出て名乗りを上げたりしていますし。
この段階でジンの成長した姿が見られたのはちょっと意外。彼自身の持つ恩恵をもって戦力を増やしているようですし、コレは油断できない相手に育ったなぁ。
焔たちは、「問題児三人」ほどぶっ飛んだ要素がないですね。
鈴華の恩恵はうまくはまれば強いですが、弱点もありますし。
彩鳥は、今回かつての武器を取り戻してましたが、全盛期には及ばないでしょうし。というか、なんかあちこちでからかわれたりしてネタキャラ度が上がったような気も。
十六夜と出会ってしまった時に「一番気付かれたくない人に気付かれた……!!」と内心半泣きになっているところとかは思わず笑った。
焔の能力は汎用性高そうですが、火力は無いですし。この三人の現状だと十六夜と敵対、とかすると簡単に負けそう。まぁ、今のところその方向にはならなそうですけど。
次の巻は、太陽主権を巡るゲームの開会式があるようで。
まだ登場していないキャラが戻ってきたり、と予告で語られてましたが。誰かは明言されてないんですよねぇ。女王が反応しているのがちょっと気になります。
とはいえ、気になる要素が多すぎて、もう誰が出てきてもうれしい気がします。
当主となった耀がどんな成長をしているのかが楽しみですし。飛鳥の旅がどういう結末になったのかも気になります。
「ノーネーム」の現状とか他にもいろいろ。これでもうちょっと早いペースで出てくれるという事なしなんですが。要素詰まっているから大変なのもあると思うので、気長に待ちます。
……とはいえ「ザ・スニーカーWEB」のトラブルファイルPart2はいつなのかは気になるなぁ。
ずっと春更新予定のままなんですけど……