「僕は……愚かか? あの記憶から逃げたいと思う事は下らないか?」
「ああ 下らぬ」
「何故なら 苦しめる過去の言葉と貴様は本質的に無関係だからだ」
まさかのアニメ化決定したこの作品。
今回は、これまで引っ掻き回してくれた対ギルド戦に決着がつきます。
……芥川と鉢合わせた瞬間殴り合い始めた敦にはちょっと驚きましたが。
そして芥川が太宰好きすぎて怖い。「太宰さんとつながっている通信端末」を敦が投げ捨てたら、それを躊躇せずにとりに行くとか。
……無言で電話切るあたり太宰もさすがというか。
敦と芥川が水と油で。
……最後よく協力できたな……まぁ、そこに至るまではちゃんと描かれていましたが。
お互いが気に入らず、認められず。けれど、どうしようもなく気になってしょうがないんですよね。
真に愚かだと思って、切り捨てるなら、言葉をかける必要なんてないわけで。
過去の瑕を言い訳に幸福に気づいていないと芥川は叫び。
力がありながら自らを弱者と呼ぶ芥川を認められないと敦が駆ける。
まぁ、ギルドの長が割と肉体派で良かったね、と言いますか。
わりと綱渡りな部分が多かったような。鏡花の方にもとりあえずの答えを出せていましたし。それ以外にも、裏でなんか動いている勢力があるようで。太宰なんかはそっちの方が危ないと思っているみたいですけど、さて、どうなるやら。