「…昔 駆除屋は剣だと教えられた 後ろを見ず眼前の敵を討つ刃であれと…」
「…あんた達は違うんだろ?」
「ここの『盾』やんのが仕事なら最後まで立ってねえと意味がねえよ」
発売後即重版掛かったようで、ファンとしてはうれしい限り。
おつかいに出かけて財布をすられたイリ。まとめ役の少女となぜか「鬼ごっこ」をする羽目に。
羊の解体できると言ってましたし、割とタフですよねぇ、彼女。
一方で、隊商の護衛から戻ったキドウは「ポエム付きのラブレター」をもらって。
駆除屋殺しの被害者の詳細が添付された怪しい手紙。
明らかに罠の誘いなのに、それに乗るあたりキドウも肝が据わってるよなぁ。
……戦闘中のイリの行動には驚いたなぁ。それがあったからキドウも危機を脱したんですが、逆に自分がピンチになってたら意味ないよイリ……
駆除屋殺しと対面し、生き延びたキドウ。
けれど、駆除屋殺しは虫が存在するこの世界においても異質な存在で。
軍に事情聴取に連れていかれてましたが……その軍こそが黒幕という。
それもかなりトップクラスが裏で動いているのが、恐ろしいというほかない。
人類の三分の二が滅んだという中でもなお、狂気渦巻くって言うんだから人間は業が深いなぁ……
今回のカバー裏もネタ度高いなぁ。
ルミノール反応も出ない白さ!が売りの漂白剤は色々とダメだろう。
あと、キドウはなんであの手の本を採点してるんだ……イリも「少し点数が厳しいと思います」じゃないだろ……