「弁明の代わりに約束しよう!」
(略)
「この歌劇場の破壊は俺の名誉にかけて 必ず贖うと!」
戦闘シーンの迫力は今一つかなぁ。
会話の場面や、ファルデウスがありえない詠唱をして招いた新たな英霊と対峙する場面みたいに、動きが少ない所はいい感じだと思うんですが。
状況が分からぬまま、ギルガメッシュがエルキドゥと戦闘を開始。
友の登場に久しぶりに本気になった英雄王ですが、本気出すと本当災害だなこの人……
油断と慢心に満ちててくれた方が、魔術師たちも安心なんじゃないだろうか。
小説版もコミックの方も刊行ペースが緩やかなので、読み返して流れを整理できるのはいいですねぇ。
個人的に今回の見どころは「警察に捕まった英霊」という前代未聞の珍事です。
フランチェスカじゃありませんが、最初に見た時には目を疑ったもので……
偽りの聖杯に招かれたキャスターは、前線に立つ魔術師タイプではないようですが。
部隊を作れる程度に、宝具を仕立て上げたり、今回所長相手に情報を使ってプレッシャーを賭けたりと、一筋縄ではいかなそう。
聖杯に招かれる英雄たちは、誰もかれも容易く御せる存在ではないですがねぇ。
初戦として二騎がぶつかっただけで、まだまだ「戦争」と呼べるような本格的な戦闘には入りませんね。
それだけ暗躍している面子が多いって事でもありますが。IFだからこそ、小説の方がやりたい放題やっているので、これからどう転がっていくのかが今から楽しみです。