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「ジゼルだけが、私を人に戻してくれる。それを求めて、何が悪い!」

 

小説家になろうの書籍化作品。

最近だとこうして、あちこちのレーベルから出ているので正直追いきれませんな。

これも原作はもともと読んでいたんですが、書籍化するとは知らなかった。

足を運んだ書店で見かけなかったらしばらく知らないままだった気がします。

魔法が存在する世界での、恋愛話です。

 

とある事情から公爵邸で侍女として働くことになったジゼル。

彼女に与えられた仕事は、離れに住む三男の魔法技師シリルの観察。

なんでも最近制作した道具が暴走して、寝ぼけて空に飛ぶことがあるとかなんとか。

まぁ、彼だけのせいじゃなくて、いろんな事情が重なったうえでの事故だったわけですけど。

 

そうして、シリルと交流をする中で。

彼女が公爵邸にやとわれる……というか匿われる運びとなった事件が進んだりもします。

頭の固くなった高貴な方々っていうのは本当厄介なもんですな……身分とか色々問題も生じますし。

 

しかし、WEBで読むとそこそこ量あった気がしますが、1冊で結構まとまるもんですね。

ジゼルの実家にシリルが来る話なんてWEB版の4章位の話じゃなかったか。原作読んだのがちょっと前なので、その辺あやふやですね。

この機会にちょっと読み返してこようかなぁ。