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「その戦い方じゃ、俺への勝ち筋は作れない」


MMORPG、〈アストラル・イノベーター〉を舞台とした作品。
別にこの世界に取り残されるデスゲーム展開にはならないですけど、最近こういう設定多いかなーと思います。
で、そうしたいくつかの作品読んでいると、ちょっとこの作品にはパンチが足りないというか。
あらすじには「レベル99になると何かが起こる」という噂と共に広がったゲーム、と書かれているのに、主人公が別の目的に進んでいっているのも微妙なところだと思いますが。

ある目的の為に、所属していたギルドを抜けて、特殊なアイテムを探し求めている。
そして、それを持っている高レベルプレイヤーと決闘し、勝利をしたらチートを疑われて付きまとわれる、と。
ツールを使ってのチートこそしていないモノの、個人のスペックが高くて、実質チートなんですよね。
理由あっての技術とはいえ、真似できるはずもないというか。

あとは、ボットをシャットアウトしたり、いろいろなプログラムも通らない。
違反すると厳重に監視しているゲームマスターが飛んでくる。
とか言っている割に、不正横行していますよね。
電子ドラッグを取り締まろうって動きがあるという割には、普通に使われていたり。
マシューがサクラにやってることも、セクハラ行為につながるから通報モノなんじゃないかとか思うんですけど。
ダンジョンに仕掛けした云々いってますけど、それができる程度なら、各種プログラム通すことぐらい簡単なんじゃないかなぁ、とか。

あとは主人公の行動も、優柔不断というか。
敵の眼がどこにあるかわからないんだから、切り捨てるなら切り捨てる、手を借りるなら手を借りると立ち位置をはっきりさせたほうがいいんじゃないかなぁ。
状況がよくわかっていないから、悩んでいるっていうのは仕方ないことと思いますけど。
慎重なのか、大胆なのかよくわからない部分がありますね。