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「でもなあ、灰村はん。“狡兎死して走狗亨らる“って恐ろしい言葉があるんやで」

「俺の国には“憎まれっ子世に憚る”って、素晴らしい言葉があります」

 

六翼会議の存在が明らかになり。

敵が明確になったことで、協力関係なんかも結べるようになってきたわけですが……

それだけで、上手くいくこともないんですよね。

 

ロシアは特に顕著でしたね。

元々恐怖政治を敷いていた雷帝頼りだった部分があるのに、彼女は敵に連れ去れ。

強力な敵が出てきて、被害を抑えようとすれば他国に協力を要請するほかない。

……そして、他国から援助がもらえるとなれば、弱くなった戦力に価値を認めない輩も出てくる、と。

 

それに対処するために、彼女は後ろ暗い手を使って。

いやはや。この場合は六翼の手腕を褒めるべきかなぁ。的確に嫌な手を打ってきますからね……

前回ようやくヂーシンを抑えて一角を削ったのに、それで決して有利に立てたわけじゃないって言うのがなぁ。

今回の最後で、良い手がかりを手に入れたみたいですし、それを活用できればいいんですが。……これすらも六翼の手の内とか言われるとさすがに萎えるけどなぁ。