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「女の子ひとり見捨てて、もっとたくさんの人を助ければいいとかいうヤツは、自分で神様と戦えばいい。俺の知ったことじゃない。でも、俺にどうにかして欲しいなら、俺の流儀に合わせてもらう。要はそれだけの話です。他人の力を当てにするなら、四の五のうるさいことをいうなってことですよ」
「ご尤もな仰せですねェ。草薙さま、それこそまさに魔王のお言葉です」
羅濠との戦いで疲弊したところに、まつろわぬ神・斉天大聖が現れて。
復活早々で日光を己が王国に変貌させるあたり、神様って厄介だなぁ。
そして、6巻の冒頭で唐突に登場していたジョン・プルートー・スミスが来日。
ここで登場するために、あの章が差し込まれていたんですなぁ。
経歴を踏まえ、若輩の一手で意識を失ったことを「敗北」と認める羅濠は潔いですよね。
「我が誉れのためにあなたを救う」と言い切る姿勢は清々しいものがある。
……斉天大聖復活させようと引っ掻き回したのもこの人だから、自作自演というか封印されても自業自得な感じがしますけど。
最もそうたやすく封じられてくれるはずもなく。後々自力でぶち破って復活するんですがね……
護堂が今回で、全部の化身を顕現したことになるんですかね。
再戦に燃えてるどこぞの人達がいるから、この後大変だろうなぁ。
まぁ、実際にどんどんカンピオーネらしくなっていく護堂は、この後も騒動に巻き込まれていくというか、自らツッコんで火種を大きくしていくことになるんですがね。
カンピオーネ三人による共闘とか、恐ろしいとしか言えない状況。
とりあえず言えるのは、三対三だった割には、被害少ない方じゃないですかね……ってことぐらいだろうか。