「私はあまり長く生きられない身体だと言われております」
「やりたいことを やるんです」
そして これは ルーフェス様のお心だ
そうたとえ相手が姫君だろうと 私はこの嘘をつき通さねばならない
正直懐かしいと思いましたが。
単行本版で読んでましたよ、途中まで。いや、残りも買ってはあるんですけど積読の山に埋まったまま発掘されてないので、実はどう終わるのか知らない。
完結巻まで読み終わらないうちに外伝の薬草魔女でしたっけ? だとか文庫版とかも出てるんだよなぁ。
いい加減発掘するか……
閑話休題。詐欺師な騎士の少女の話です。
性別、年齢、身分、余命すべて詐称して騎士として活動している少女ルゼ。
貴族の義務として複数の男児がいる家には兵役が課される。
けれどある一族の次男は体が弱く余命宣告を受けている身。
その為、少女が男装して「ルーフェス」として騎士団に所属して……色々と騒動に巻き込まれていく話です。
女子であること、本当のルーフェス自身が病弱であることも含めて騎士として動くのは大変そうですが……
ルゼには魔術の才能があって、それで不足を補ってうまくやってます。
能力故に面倒事に駆り出されたり、王子と対面する羽目になったりと、代理としてそんな騒ぎに巻き込まれ行っていいのかと思わなくないですが。
ルゼが生き生きとしてるので、読んでいて楽しく感じる。割とサクサク進んでますなぁ。原作もこんな感じだったろうか。
……今度読み返そう。