「来いよ沈黙機関の姫(フィオラ)。お前がどれだけ理想を語ろうと、俺はその未来を超えていく!」
終焉の島へ行くための法印の一つを沈黙機関に奪われて。
三種族の力をあえてまとめず混沌のままにしているので、法印を持たずにツッコめば確実に海の藻屑コース。
法印を取り戻そうにも、拠点も分からぬ沈黙機関を探すって言うのは現実的ではない。
レンにしか声が聞こえないように、精霊に近しい存在だったらなおさら。
打つ手なしかという始まりでしたが……ルルが何とか対策を取ってくれて。
彼女にも何かあるとは思っていましたが、予想以上の秘密が出てきたなぁ。
それをエリーゼが察しながらも、言わずにいるって言う関係も良いと思います。
法印があっても、島の結界を安全に抜けられるわけではなく。カルラの力まで借りて、何とか辿り着いていました。
最もレンたちが抜けるタイミング……法印の力によって結界が弱まるタイミングを狙って他の勢力も島に乗り込んできて。
剣帝シオン達は島を目指さず、覇都に侵入しなおして調査したりしてましたが。
沈黙機関の行動も、三大姫を知ってるとなかなか容認できませんが。
それを排除しようとしてるエルメキア・ダスクを受け入れられるかと言うとそうでもない。
……むしろ彼らのこうした行いこそが、沈黙機関の怒りを煽りまくってるんじゃないか、という。
そして遂にレンが世界録までたどり着き。
残されていたエルラインの真意に触れていました。
エルラインが探し求めていた相手こそ、沈黙機関と会話できる存在……レンの存在であった、と。エリエスも同様の事できそうですけどねぇ。
英勇の意志を継いだレンですが……今回は相手の方が早く、世界中で大変な事態が引き起こされていましたが。
分断されてしまって一人になったレンが今後どう動くのか楽しみです。