『ハイムラ。もし、あんたが付き合ってくれるなら、オレは次に総てを懸ける』
『早期決着は俺だって望むところだぜ?』
静乃の前世、「王佐の魔女」の過去について多くが明らかになりました。
『冥王』が誕生した立役者だったんだなぁ、というか。『冥王』は色々と急ぎ過ぎたからあんな事になったんじゃないかなぁ、という感が否めない。
六翼会議のアジトをかぎつけた丈弦先輩でしたが……
まさかの一人で潜入。いや、能力的にそれが可能ですし、情報が何処から漏れるか分からない以上、最低限の連絡で踏み込むのも間違ってはいないんですが。
暗殺者であるけれど、正義の味方でもある。彼の強い覚悟が確かに示された。
いや、ホント格好良かったですよ。まさか、六翼の一人であるルイーズを倒してしまうとは。
その後ピンチに陥ってましたが、連絡を受けた石動が駆けつけて。
……この人校長というそこそこ責任ある立場についたはずなのに、フットワーク軽すぎませんかね……?
石動の合流で、状況は多少マシになったものの、ルイーズの死によってアジトから逃れることが出来なくなり。
諸葉たちが救援部隊として駆けつけることに。
途中分断されて、諸葉が閃剣と戦っていましたが……
いやぁ、諸葉の敵ではなかったですな。……諸葉にかかれば大抵の相手は敵じゃなくなるんですが。
最後に行われた刹那の攻防なんかは、わずかにずれれば諸葉の方がやられているような状況ではありましたが……そんな失敗をすることもなく。
閃剣を脅威たらしめていた終焉剣の破壊が確認されて、ここにきて六翼の戦力がどんどんかけてきましたね。
一方で「正体不明」を排除してしまっている、と考えているこの状況は背後から刺されそうで恐ろしいですし……
何より、日本支部支部長と貝利仙女が行動を起こしそうでそれが恐ろしい。
あと天木虚穂の顛末はちょっと気になるところです。異端者の動きがどうなるのか、とか色々。次回以降種明かし入ると期待したいところですが。
……諸葉の身内に手を出そうって言う馬鹿だからなぁ……身を焼かれればいいんじゃないかな……