恋愛の相談など友人にするものではない。そういう相談は親友にするものである。
次に出た「新学期編」と合わせて前後編の構成なんですよね。
タイトル通り、卒業式までのエピソードで、頼りになる探偵役の伊神も卒業する事に。
まぁ、今度も折に触れ葉山君が事件に巻き込まれて、相談を持ち掛けるので頻繁に登場するんですがね……
伊神のスペックなら不思議はないと言えますが……よく時間確保できてるよな大学生……
閑話休題。
葉山君が幼少期に書いたラブレター。
それをみた友人たちに閉じ込められた葉山君が脱出するために頭を凝らした謎をとく「あの日の蜘蛛男」。
そして再登場が早かった、葉山君の初恋の相手渡会千尋が登場する「中村コンプレックス」。
彼女は、愛心学園の生徒で。そこの吹奏楽部の部室に張られた「東雅彦は嘘つきで女たらしです」という怪文書を張った犯人として名乗りでたと言うが……
「猫に与えるべからず」は、実家で猫を飼ってるので、判りやすかったと言いますか。
当然気をつけないといけないことですからね……
四話目は卒業式のエピソード「卒業したらもういない」。
伊神は式の最中はいたはずなのに、退場の時には見失ってしまい。
葉山君が伊神を探してあちこち走り回ってますが。「卒業生は後輩に何か、残していかないと」という理由で開かずの部屋とかまで駆使して振り回された葉山はお疲れ様……