ジブリールが仲間に加わり、環境が整ってきたので、次回以降に向けての準備回。
空の「獣耳っ子王国征服」という野望の為に、ジブリールから東部連合についての情報を得ようとします。
しかしまぁ、東部連合はゲームの対価に記憶の抹消を要求するため対策が取れない。
そのゲームは序列が上のジブリールやエルフたちをも破るものだった。
ただ本当に「必勝の手」なら記憶を消す必要はない。
情報を少しづつ組み合わせて対策を考える空たち。
ゲームに関しては本当に妥協しませんね。

序列が上のモノすら破るゲーム。おまけに情報が明かされないゲーム。
となれば、わざわざ藪をつつく相手もそうはいないわけで。
ここ十年で東部連合にゲームを挑んだのは、愚王と呼ばれた先代の国王のみ。
さしもの空も一度は、弁護の余地もないと判断しますが、それでも探し出した答え。
「我は賢王にあらず」。
先代の必死の一手が、次代に受け継がれたことは素直に喜ばしいと思います。
次回はいよいよ東部連合に宣戦布告する話ですかね。