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「ただ、そんな実態を、どう解釈してもいいし、想像してもいいし、同情してもいいし、できなくてもいい。ただしどれも《インストルメント》としての行動には必要ない。分からないならわからないで問題ない。俺たちはただの仲立ちに徹する」

 

守屋が主宰する「交霊会」の手伝いをすることになった瞳佳。

順調に経験を重ねていってましたが……以前、ロザリア・サークルの交霊会でトラブルを起こし、出禁になった少女からの相談が持ち込まれて。

依頼が来ようが断り続けていたようですが、ロザリア・サークルのスポンサー側の意向なども絡んできて、守屋は相談に乗ることに。

 

この学校にオカルト絡みの関係者が多いわけなんかにも触れられていました。

元々、そっち方面で有名な学校だそうで。有力者が、占いなどを信奉していて、お抱えの霊能力者とかもいるほど。

だから若い霊能力者の登竜門的な裏の顔があるとかなんとか。……つまりまぁ、トラブルの種には事欠かない学校ってことですね……

 

おどおどとした少女、的場茜から持ち掛けられたのは、ロザリア・サークルでの交霊会の後、オカルトにのめり込んだ親友について。

「一人で交霊会を行う方法」を思いついた、と怪しいことを言い出して……

それから人が変わってしまった、と。

依頼という事で彼女たちが所属する女子テニス部に視察に行ったりもしていましたが……顧問が中々にクズだったので、報いがあったのは、まぁ、良かった気はします。

しかし、「棺」に注目している人物も結構いるようですし、またトラブル持ち込まれそうな予感しかしませんね……