「私には書くことしかない」
「僕も同じようなものだよ。だから、やめないし、やめられないし、やめたくないんだ」
イラストレーターの悲喜交々を描くラノベ第2巻。
悲要素は大体ハラミ担当な気がしますが。うっかりが過ぎるってレベルではない、というか。彼女の相手をする担当編集さんはかなり胃が痛いんではないかなぁ……
同業の二人、悠斗と錦も話を聞いたとき寒気を感じたり、後ずさったりしたからな。
「テ、テロい……爆弾だぜ、こいつは……!!」という錦の発言が全てを物語っている……
前回の一件から、ナスさんとの交流も続いていて。
乃ノ香も相変わらず悠斗の職場に入り浸っていたりしていますが。
新しい仕事の依頼がやって来て、それのイラストを練っているところに、悠斗が絵を担当しているラノベの作家が来訪して。
編集とのやり取りでストレスが溜まったとかで、突発的な旅行を計画していました。
悠斗が別の編集者から情報を仕入れて考えた結果、同行する事になりましたが……コレ、悠斗が一緒じゃなかったら、本当にどうなっていたやら。
洒落じゃなく東京に帰って来られなかったんじゃないかなぁ……個性的な人だ。
今回も仕事事情トーク何かが合間に挟まってましたねー。
ラノベのイラストの権利の話とか色々。巻末の「溝口ケージ先生の用語解説コーナー」も笑えた。「折本」の辺りとか、