ico_grade6_3h

「そんな顔させてさよならはできない」

「ちゃんと覚えておいて」

「君のことが大好きだよ 夕子さん」

 

エピソード58を収録。

まんが編集者の仕事と恋を描くシリーズの第2巻。

……掲載していた雑誌「AneLaLa」が休刊して、行先決まってないとか。

作者的には「まだ続きかけるかな~」って感じらしいので、いい報告が聞ければいいんですけどねぇ。

 

水落さん視点が多めで、初々しくて良かった。

休みの日に書店巡り。趣味半分仕事半分みたいな感じ。

個人的にファンでもある作者のサイン会に参加しつつ、営業をかけてみようとするあたり本当アクティブな人だなぁ。

そこで大友と出くわした時の「すっごいびっくりしたけど顔に出したくない」の辺りとか。

想いが通じ合ってからの「キリッ」とか、可愛いなぁ、この人。

 

曲者作家に振り回されて、公私はしっかり分けつつも……嫉妬してる場面も良かったなぁ。

ちょっと思うところあっても「作家」として尊敬しているって言うあたりとかも。

水落さんと大友のバランスがいい感じで、読んでいて本当和みます。

口絵の「本屋帰りの二人」とか「漫画談義」してる場面とか、あぁやって熱中できるものがあるのは本当いいですねぇ。