「そんな顔させてさよならはできない」
「ちゃんと覚えておいて」
「君のことが大好きだよ 夕子さん」
エピソード5~8を収録。
まんが編集者の仕事と恋を描くシリーズの第2巻。
……掲載していた雑誌「AneLaLa」が休刊して、行先決まってないとか。
作者的には「まだ続きかけるかな~」って感じらしいので、いい報告が聞ければいいんですけどねぇ。
水落さん視点が多めで、初々しくて良かった。
休みの日に書店巡り。趣味半分仕事半分みたいな感じ。
個人的にファンでもある作者のサイン会に参加しつつ、営業をかけてみようとするあたり本当アクティブな人だなぁ。
そこで大友と出くわした時の「すっごいびっくりしたけど顔に出したくない」の辺りとか。
想いが通じ合ってからの「キリッ」とか、可愛いなぁ、この人。
曲者作家に振り回されて、公私はしっかり分けつつも……嫉妬してる場面も良かったなぁ。
ちょっと思うところあっても「作家」として尊敬しているって言うあたりとかも。
水落さんと大友のバランスがいい感じで、読んでいて本当和みます。
口絵の「本屋帰りの二人」とか「漫画談義」してる場面とか、あぁやって熱中できるものがあるのは本当いいですねぇ。