「己の倖せを諦めなかった 君こそが君を導いているのだよ」
竜を助ける為に無茶をしたチセ。
その腕は異形に変わってしまっていて。目が覚めて手を見た時「わお」と言っているチセの顔が個人的にはツボです。
なぜ腕が変質してしまったのか。それは竜に呪われたから。雛が感じた恐怖や苦痛が溶けだしたものを、チセがあの騒動の時に取り込んでしまった。
呪いを受けたチセが、どのくらいもつのか。
それはリンデルたちにも分からぬことで。エリアスとかは解決の為に色々と手を打っているようです。
アンジェリカやステラのように、チセをちゃんと叱ってくれる人がそばにいるのは幸せなことですよねぇ。
特にステラがチセを叱ってるシーンは、ちょっと和んだ。後ろでうなずいている一人と一匹がまたいい味しててな……
チセと交流する事でエリアスにもどんどん変化が生じていますが……
大切なものの守り方としては、アレは選んではいけない方法でしょう。
チセが納得しないだろうから、と彼女に隠しながら事を進めようとしたことも含めて。
最後の展開にはちょっと驚きましたが、まぁ、ああなってもおかしくないことをエリアスしているからなぁ。少し頭を冷やした方がいいでしょう。
彼らの下を離れたチセがどうなるのか、すごく気になりますけどね……