「純粋な夢を追ってこの場へ立つ相手には、相応の敬意を持って対するべきだよね」
色々な思惑が入り混じった状態で開幕した、個人戦のフェスタ、リンドブルス。
本来出場するつもりがなかった綾斗も、『処刑刀』の脅迫により出場せざるを得なくなり、実力派揃いの大会となっていましたが。
ここに至るまでキャラが増えてきたこともあって、中々のお祭り騒ぎですねぇ。
今回は予選という事で一戦一戦のボリュームは少なめでしたが、レスターVSイレーネみたいな綾斗達から少し離れたキャラの描写があったのは良かったかなぁ。
暗躍している連中は居るけれど、そうした裏事情を知らない生徒たちにとってやはりフェスタは重要なイベントなんだって言うのがよくわかる。
だからこそ、綾斗達には頑張ってほしい所ですけれど……どうしても後手に回ってしまってますので、どうなるかちょっと心配な部分はありますねぇ。
クローディアたちも情報を集め、マディアスが『処刑刀』だと気付いたり、綺凛が金枝篇同盟の下で動いているパーシヴァルと一戦交えたりしていました。
更には、そうした情報をやり取りしていた英士郎を引っ張り込んだりしていて、対策に励んではいますけど……
二連覇を達成しているオーフェリアの事情なんかも気になるところです。トーナメントだと因縁があるユリスが彼女と戦うには、途中で綾斗を撃破しないといけなくなる状況でしたし。
綾斗がユリスの事情を託されてオーフェリアと戦う流れになるのかなぁ……