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「身をもって思い知れ、お前の罪を。茨姫の、真実を」
2巻の終わりに赴任してきた教師、叶。
かれの放つ霊力は安倍晴明のもので。
記憶すら保持している彼は、三人の前に現れ、「なぜお前達は、嘘をついているんだ?」と三人がそれぞれ前世にまつわる嘘を吐いていることを指摘して。
嘘について自覚があるのは由理彦と、真紀で。
馨に関してはそんな「嘘」をついている自覚もなく、二人が「嘘」をついているのも信じたくない、という感じで。
そんな爆弾を放り込まれた状態で、修学旅行で京都に向かう事となり、ギクシャクした状態ではありますが。
京都でも、あやかし関連のもめ事が起こっていて。
あやかし時代の知り合いが行方不明になっていたり、真紀の元部下、凛音が暗躍していたりしていますが。
その中で、まず真紀の「嘘」が明らかになっていましたが。
これはまた重いな……よくもまぁ、これだけの思いを隠したまま、馨と接し続けていたなと感服した。
それはもう周囲から夫婦と言われるような距離感で、傍にいるでしょう。彼女にはそうするだけの積み重ねが、願いがあったんだから。
凛音が、馨が真紀の嘘に対し戸惑っている様子を見て怒ってくれたのが良かったですね。そのまま一発くらい殴っておけば良かったのに。
まぁ、事情を知ったことで目が覚めて、真紀の元へ駆けだしたんだから、終わり良ければ総て良し、ってことになりますかねぇ。
そして最後、叶と由理彦がだいぶ不穏な会話をしていたというか……由理彦の嘘って、おいそういう事なの……?