
ぞんざいに扱ってごめんなさい
でもその気もないのに付き合うのも違うと思ったから
彼らの勇気にならって
――いざ
安定して甘いというか。色々と今回もイベントがあります。
文化祭では昨年の経験があったので、祐司と美咲が委員長・副委員長を務めて活動してますし。
文化祭実行委員会では、祐司が委員長になって、副委員長の美咲に指示されてビシバシ働かされていました。
副委員長の方が委員長っぽいとか思われてましたが、まさしく。
そんなときでも美咲は「他人に支持するより祐司にする方が楽しい」とか思っているし。
この二人は本当に高めで安定しているなぁ・・・
借りた傘の扱いで混乱している高梨君も少し見習えばいいんじゃないのかな。
晴れた日に持ってきても荷物になるし、雨の日はすでにもってるから邪魔だし・・・と考えたみたいですが。
別に晴れた日に持ってきて、家まで送ってそこで返せばいいんじゃないんだろうか。
結局、学校の無い日に家まで届けてそのままデートと言うコースに入っていたのでうん、まぁお幸せに。
神崎さんの妹が登場して、なんか少し彼女の恋愛模様も描かれていましたけど。
またこうやって少しずつ描かれるカップル増えていくんだろうか。
修学旅行で、一緒に居たいからと同じコースにいく決断をしてますが。
そうなる気はしていたというか、そうなるだろうとしか思っていなかった。
いつまでも隠しているのか、と祐司に言われて美咲は悩んでいますけど。
旅行先でついに神崎と高梨に以前から付き合っていたという事実を打ち明ける。
先代の文化祭の委員長にもばれてたみたいだし、オープンになっていくのかなぁ。
美咲が神崎さんに打ち明ける場面は、安心して見れましたけど。
そのあと、受け入れてくれて、距離が近づいたようですし。
祐二が仲良くなった女子二人に圧倒されてました。
ただ・・・高梨くんは少し落ち着け。
そしてその周囲の「理解のある友人」たちも少し落ち着け。
巻末の書下ろし。
祐司と美咲の過去のエピソード。
アドレスを聞いたのも美咲ですし、連絡を取ったのも美咲。
結構意識しているんだなぁ、という感じがいいですね。
「ぼっちな僕ら~」でも書かれてましたけど「とりあえず」で付き合ってないからなぁ、この作者さんのキャラクターたち。
修学旅行でも美咲と一緒にいたいからとコース変更してますが、いいの?ときかれて「大人になったらまた一緒に行けばいいし」みたいなこと言ってますし。先を考えているのが。
まぁ、そのくらい覚悟あるから、思いっきりイチャイチャできてるんじゃないでしょうか。