「純香ちゃんなんで俺と付き合ってくれたの?」
「・・・うーん」
「・・・魔がさしたのかもしれない」
「なんて」
最終巻ってことでさみしくなります。
楽園本誌での連載があるから、癒しは残ってる。
好みな作家さんなので、続いてほしいものです。
「制服の恋人」、「こいはやみ」、「夜にとろける」を各3話、同人誌から「かたくなノンシュガー」、「ぎりぎりマイシスター」を収録。
個人的には、ぎりぎりマイシスターが収録されていたのは嬉しかった。
同人誌系の情報は積極的に収集してなくて、刊行に気付いたの「ぎりぎりマイシスター2」巻出てからなんですよねぇ。
「かたくなノンシュガー」は、「ぼっちな僕ら~」の追加エピソード。相変わらず喧嘩しているようですが……なんだかんだで続いているあたり、相性はいいのだろうか。
「制服の恋人」は新しいライバル登場かと思いきや、愛ちゃんが強かった。
「こいはやみ」の想いの方向がからまりあった複雑な状況は、他人事だと少し楽しかったですけど。当人たちには苦しい場面もあったのでは。
順当に幸せそうな小岩井・速水カップルのエピソードもちょっと見てみたかった気はしますが、あそこは「やみ」じゃないからなぁ……
「夜にとろける」は二人が付き合い始めるエピソード。気軽に突っ込んでいける新太は神経丈夫ねぇ。コミュ力高い。
そして告白されて、決定打がなくて迷ってる純香ちゃんが可愛い。「これだけ?」って固まってから顔を赤くする場面とか、もう。糖度高くて好きなカップル。