「俺に……お前を殺させるな……」
もう、なんていうか……好き。
感想これだけでいいんじゃないかな!? 良くない!
書籍化発表から発売日が楽しみでならなかったです。
WEB掲載時から好きな作品だったので純粋に嬉しいし、書籍化のお蔭で推しに課金できる! 素晴らしい!
テンションがおかしい。発売が楽しみすぎて、新文芸担当でもないのに、POPを二つも書いたのも良い思い出です。
片方は若干ネタに走りすぎた気がしたので個人アカウントで供養しましたが。店頭にはふざけずに作った方出して、初速で他の新刊より売れてて大満足。
推しを推そう。
もうちょっと真面目に感想を書くと、オスカーとティナーシャが好きなんですよね。
二人の軽快なやりとりも楽しいですし。それぞれが王族と魔女に相応しい力と覚悟を持っている。揺るがない芯が通っている。
バラバラ死体の謎解きとか、真面目にやる時はしっかり締めてますが。
息抜きをするときは、かなり気を緩めてる感じがして、そのギャップもまた見ていて楽しい。
王子が供一人だけ連れてフラフラと危険な場所に足を運んでいるのは、息抜きにしてもハードな気がしますけどね!
……将軍以上の剣の腕とか、思い切りの良さが為せる技ですよね……
「どんな顔して城に帰ればいいんですか」「沈痛な顔して帰れ」という冒頭のオスカーとラザルの会話が最初に笑ったポイントで、そこからどんどん引き込まれ行ったんですよねぇ。
その後で言うと、媚薬を飲まされたオスカーが「俺にはあまり支障がない」という場面とか。ティナーシャにもっと面倒な仕事を回させようと冗談と言ったあたりとかも好きなんですが……
好きなシーンが多すぎて、上げきれないのでとりあえずここまで。
WEBから改稿されてる部分もあって読みやすかった印象。2巻の発売も決定しているようなので、楽しみです。