「全然ちがうね 0と1くらいちがう」
発売直後に買っていたものの、「読み終えた山」に埋もれてしまった新刊。
連載再開が本当にうれしくて……ジャンプSQ定期にしました。
2話掲載とかされてて、展開も面白いんですがお体に無理のない範囲で描いていってほしいものです。
スカウトに同行していた玉狛の先輩方が戻ってきて。
普段と違うレイジが見られたり、新情報が出てきたりと目白押し。
玉狛のエンジニアにヒュースがトリガーセットの相談をしてましたが……それに空閑も同行して、くしくもネイバー3人揃い踏みでボーダーのトリガーの話してるとかなんか新鮮。
玉狛のエンブレムについてとか、旧ボーダーについても出てきて、情報がかなり詰め込まれてるんだなぁ、と感嘆してしまう。
旧ボーダーがどうやってトリガー技術を得たのか、とか疑問がありましたが。
ネイバーに同盟国が3つあって、そこから技術を得ているようで。そして、その同盟国の援護にいって、亡くなった人、黒トリガーになった人もいる、と。
位……それでもなお戦い続けてる、ボーダーに残ってるメンバーが居るっている事実も重いですが。
旧ボーダーの考え、城戸司令の考え、「正しい方法を思いつけなかった」というゆりさんの発言。それを聞いているのが修というのが象徴的というか。
なんかまた新しい事を思いついてくれないだろうか、とか思ってしまう。
……まぁその前に、ベイルアウト機能が重くて修のトリオン能力ではこれ以上新しいトリガーを詰むのが難しいって話の方で不安を煽られるんですが。
絶対いつかベイルアウト機能外したトリガーとか使うだろ……みたいな気がしてならない。
ランク戦では、勝ちパターンであった「ワイヤー陣」を使わないという方針を打ち出したりしてますし。修のメンタルは本当怖い。
その修が感じている不安の正体が分からなくてモヤモヤするというか、怖いんだよなぁ。
それはそれとして。
ボーダーのメンバー、なんだかんだで仲良しですよね。
影浦の実家がお好み焼き屋のようで、そこで飯食ってる絵面が新鮮。
割とあけすけに遠征の話してるけど、隊員の実家とはいえ一般の店でそんなに情報零して良いのか……?
カバー裏は葦原先生とアシスタント?のこまさん。
そして王子隊の面々。王子と蔵内が元弓場隊だとか、蔵内・カシオがそれぞれ生徒会長を務めてるとか、相変わらずネタの宝庫というか、設定の宝庫……