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「俺は、本当のことを知りたい」

 

同じ作者さんの「Unnamed Memory」や「Rotted-S」と世界観を同じくする作品。

まぁ、舞台となる大陸は違うんですが。

先に挙げた二つが船で往来があるくらいには近いこともあって、ある程度似通った部分もあったのに対し、今回は色々と変わってますね。

 

後書きでも書かれていたんですが、他の作品では「魔法」、「魔力」と呼ばれる力がこの大陸ではエギューラと呼ばれていて。

科学技術とかが発展して、それに組み込まれるような形でエギューラを使った武器も作られていました。

そもそも『エギューラ症候群』という病と思われている、いうのも他の大陸と違うんだと強く意識できるポイントで良いですねー。

 

幼い頃に故郷を焼かれ、「軍部」に保護されたキーファ。

この大陸では、国や政府と言った機構が既になく。軍部が力を行く中で、対抗勢力としてテドラという教団が生まれていた。

そして、キーファの故郷を焼いたのはテドラだ、と聞かされて。

保護されてから軍部の中で過ごしてきた彼ですが、ある日、新しく来た上司の指示の下行った他勢力の制圧作戦の中で、幼馴染の面影を持つ少女に出会って。

 

作戦終了時に見失ってしまったものの、その存在は彼に大きく影響を与えて。

つい彼女の事を考えたりもしてました。

そんな折に、テドラの拠点の1つへ攻め込む任務が下された。

意気込んで参加したキーファは……そこで、真実を知る事に。

道中指揮官が一人でツッコんでその間の指揮を任されたり、襲撃を受けて死にかけたり、最後には味方の爆撃に巻き込まれかけたりとかしてましたが、良く生きてるなキーファ……

人が良いからうっかり騒動に巻き込まれて死にそうな気配がある。強く生きて欲しい……