「何もかも、何もかもお前を殺すために備えて来たことだ、ミクズ」
あやかしを商売道具とする「狩人」。
スイや浅草の組合長など知り合いが攫われて黙っている真紀達ではなく。
陰陽局とも協力して奪還作戦を実行する事に。
人間に転生した大妖怪、茨木真紀。彼女は注目を集めている“商品”で。
だからこそ囮になる、という作戦を立ててましたが。身体は人間なのに、無茶しようとするな……
幸いにして、叶先生から許可が出て由理が協力してくれたから何とかなりましたが。
真紀に変じた由理が敵に捕まって。その反応を元に拠点を補足して紛れ込んでました。
オークション形式で割と大物が参加していたりするのもおっかないというか。
闇は深いわー。いつぞやのぬらりひょんとかもいましたしね。
捕まってしまったスイも、事前に色々と備えていたあたりは流石ですねー。
ついに酒呑童子と茨木童子その配下も集ったのは中々熱い展開でした。ま、敵になった輩も居るんですがそれはそれ。
ミクズ側も中々人材揃ってるなぁ、と言いますか。
ライの真実に関しては、正直予想外。最後、叶先生が訳知り顔で答え合わせをしていましたが、そこまで分かっていたならもうちょっと何か……
いや、式神二体派遣してくれてるから、何もしてないわけじゃないんですけどね。
馨の嘘について聞かされた真紀がこの後どうするのか、が肝になりそうです。
ここでいつもの大雑把さを発揮しないように祈りたい。さすがにないか。