「いや、いいことに気がついたんだ……くくく」
えー、積読の山に埋もれてた。
初版2014年とか書かれてるんですが。5年物……ってあほか! そんな積むな! と自分でツッコミを入れた一品。
さておき。
王道の異世界コメディですね。
VRゲームが発達した近未来、不審な扉を見つけ、追加パッチの隠し要素かと勢いよく飛び込んだ主人公。
気が付くと、ゲームによく似た異世界に紛れ込んでしまって。
雨が降らないという災厄に見舞われた村に、タイミングよく登場して。
ちょうど雨を降らせる魔法を習得していた、ということで村人たちからは神様と崇められることに。
まぁ、その割にはちょっとした怪我直してくれないかと来る人もいたりして、割とフランクな部分もありますけど。
ゲーム時代の知識を活かせる部分、活かせない部分を描きつつ、最後はボスを大技で吹き飛ばすとかなり読みやすい作品だったかと。
……調べたら4巻で打ち切りになってしまったようで、ちょっと残念。積んでた身ではこれ以上なんも言えません。