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「オレほど腕の立つサーベイヤーはどこにもいない。いろいろな意味で特別なんだよ、オレはな」

 

積読消化―。わりと3年物多くて笑う。

いや、笑い事じゃないから。ちゃんと読もう。

 

太古の魔道文明の遺跡が多く残されてた街、キーンホルツ。

そこに向かっていた二コルは山賊に襲われていた所を、キーンホルツでもトップクラスの調査鑑定士のクローに救われて。

いやまぁ、クローもかなりひねくれていて、真っ当に救ったとは言いにくいですけど。からかい混じりだし。後々もネタにしてからかってるし。

それでもついて行ってる辺り二コルも付き合いが良いというか、割と図太いというか。

 

クローのチーム“人間嫌い”も、個性的なキャラが多くて、まぁ、類は友を呼ぶってこういう事かなぁ、という感じではありました。

でも、実力があるのも確かなようで遺跡の隠し通路見つけたり、成果を上げたりはしている様子。

 

遺跡からは貴重な物品とかもいろいろ出て来て、サーベイヤー達の管理をしている組織もあって。

遺物に利用価値を見出して、管理局に潜り込んでいる輩までいるんだから魔窟だよなぁ。

裏で動いている奴が多くいるってことは、実はどこぞの遺跡が処刑場になってても驚きませんよ。

クローに何やら秘密があるようですが、それは1巻では明らかにならず。気になりますね。