「涙を流した。埋葬した。魂の安らぎを神々に祈った。俺だけじゃない。みんな……みんな、そうしてきたんだ」
ソフィ―が調べものをして気付いた「魔弾の王」とティル=ナ=ファについて。
英雄となり、魔王となるという存在について。それがティグルではないかという考察。
これを聞いて、決戦に望めたのはティグルの助けになったでしょう。
何も知らずに突貫することほど恐ろしいものはないですしね。
エレンとフィグネリアの戦いは、リムの補佐を受けながら、危うい場面もありましたがエレンが勝利。
オルガやリーザの対応する事になった叛乱も、ミラとソフィー側のムオジネル軍関連も、さくっと鎮圧出来たそうですし、戦姫のスペックの高さを見せつけられた感じですね。
一方で彼らが気にしてやまないティグルは、ガヌロンからの脅迫を受け一人ザガンという地域へ。
ガヌロンの企みによって、世界は順調に変化していて、立ち寄った村で魔に変じた村人と戦う羽目にもなってました。
無事に辿り着き、一人で戦っていましたが……そこに応援が駆けつけてくれる、というのが熱かったですね。別々のところにいた仲間が集ってくる展開は見事。挿絵も良かったです。