「疑問に思ったことがあったのなら何でも聞きなさい。疑問を解決せずにいることは人として最も怠慢な生き方よ」
政財界のトップの子息・令嬢が通う星人学園。
エリート層が主人となり、一般生徒が執事として侍る。
父が株で失敗し、祖父に引き取られた結果その学校に通う事になった主人公が、主人となった少女の為に奮闘する話。
元々使用人の家系として、名が知れた一門でもあったようですけどね。
本人のスペックもそれなりに高いけれど、何でもござれの超人ではない。
結構綱渡りな部分とかもありますしね。
年始にやってるバラエティ番組の「芸能人格付けチェック」とか好きな人は、気に入るんじゃないですかねぇ、みたいな感じでした。
あらすじに買収・脅迫なんでもあり、と書いてあったり。
実際に使用人たちもナイフや拳銃で武装していたり、厄介事の種には事欠かない感じですが。
学長しかり、他の学生しかり、チョロイ部分があるというか。
いやまぁ、主人の財力とかその辺の札も使って交渉してはいますけどね。校則の変更とかサクッと決めてる場面には笑った。
ラノベらしいラノベって感じでした。