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「それでも、何かあるさ。後の奴らに渡せるものは。心でも、なんでも。……まあ俺、心臓も無いけど。なんかあるよ、なんか」

 

修行を要するハルベル達をエルフの国に置いて、ふらっと船上の人となったアルとイザナ。

いやぁ、コレはひどい。

修行を終えた彼女たちが「さーちあんどですとろい!」と骨を追いかけることになったのも無理はない。

 

愛船、ソカリスヘヌ号の修理の為に帝国を訪れて。

そこでもまた面倒事の対処を依頼されて、サクッと解決。

と思いきや、次の厄介事に繋がっている辺りは流石アル。

封印された「神の骨」とか言う、危険なニオイのするものを探しに行って……

 

フブル経由でダイスも似たような事態に遭遇していて、全員が丁寧にフラグ建てていくから、コレは「起きる」なと思ってました。えぇ。

あらすじでアルが取り込まれるとは書かれていましたが、思った以上の大物だったと言いますか。

『神の残滓』案件、怖いわぁ。王家はまだ安泰ですけど他のどれでも碌な事にならないって保証がされてるのが怖い。いつの日かアル他の案件にも絡んでくるでしょ絶対……