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「私は産まないから! 呪い解いたんだからさっさと適当に結婚しなさい!」

「お前じゃないなら誰だって同じだ」

 

夏コミの新刊! 今回はこれと失恋文庫を第一目標に3日目一般参加したんですが。

地獄の東駐車場待機列に放り込まれて、死ぬかと思いましたね……

日陰がないからひたすら暑いし。水と塩分は持ってきてましたが、恐ろしい勢いで減っていったし(それくらい汗かいてた)。よく倒れなかったな、って感じです。

 

その後、なんとか会場入りして、真っ先に向かいました。

無事に古宮先生にご挨拶も出来たし、差し入れもお渡しできました。他のサークル回った後に出直して『Unnamed MemoryⅡ』にサインもいただけたので、大満足。

 

今回の書籍は半分が短編『魔女の遺骸』、もう半分が年表、キャラ設定などの設定が掲載されています。

『魔女の遺骸』は書籍2巻後のエピソード。ファルサスでも僻地にある場所から、城へ陳情が届いて。

おまけにそこは『魔女』がでる、みたいな魔女絡みの噂がある場所で。ティナーシャが「そういう容姿の魔女はいない」という前の「はずれー」が可愛くて好き。

 

王故にこういう問題の報告が上がってくるのは確かでしょうが、オスカーのフットワークが軽すぎて驚く。ティナーシャも、この時点だとわりと押し切られるしな……

ティナーシャが無意識の親愛を示すようになってたり、ファルサスの臣下たちから、結婚してあげて下さいとか言われるようになってて、もうニヤニヤしてしまう。

特典ペーパーの「晴れの日の予定」もティナーシャが可愛くて、控えめに言って最高でした。

 

設定集は「年表Ver.1」、「世界観Tips(位階・人間)」、「キャラクターデータVer.1」が掲載。書籍化範囲に合わせて、情報を調整されてます。え、これ中々大変だったのでは……

異能の項で逸脱者って単語だけでて、誰か明示されなかったり。ヴァルトの知識の謎を伏せていたり。ありがたいんですけど、これ本当に頒布価格500円で良かったんですか……

オスカーの項目「名実ともに大陸最強剣士になってしまった」ってところとか、「呼ばれぬ魔女」の由来とかに笑わせてもらいました。