「ああ、終わりにしよう」
長らく続いたアンダーワールドでの戦いの終結。
9巻から続いたアリシゼーション編も、未来への希望と問題を孕んだ状態とはいえ、一先ずの幕引き。
アリシゼーション編は相変わらず、イラストの見せ方が上手いと言いますか。最後の演出には驚きました。
長らく心神喪失状態にあったキリトがついに目覚め、活躍してくれました。
ここに至るまでに積み上げて来たもの。ユージオを筆頭にアンダーワールドでの縁が彼を助けてくれた部分もありますが……
敵集団を壊滅させて、Pohを封じて、ガブリエルまで撃破するとは。
「オイシイとこ持っていきすぎなんだよ」とクラインの言葉取り。いやまぁ、これは、復活してくれた彼への冗談みたいなものでしたけど。
回復を泣きながら喜んでくれる、危地に駆け付けてくれた友。結構いいキャラしてるので、クラインの事好きですねぇ。
さて、課題山積ながらとりあえずは落着。
この後、最大最後の戦いが待っているそうですが、キリトの心神喪失状態や戦争が長くてじれったかったので、次はスカッと解決してほしい所ですが。さてはて。