「やろう。それしか方法がないなら。むしろ……この上なく俺たちらしいやり方じゃないか」
DEMの魔の手から、幾度となく士道を救っていた狂三。
同時に失敗も積み重ねて来て、かなりの負荷がかかっている状況ではあるようですけど。
その事情を知ったからには、彼女を救わずにはいられない。
狂三が妨害している手段に気付いたDEMも、総力を挙げて叩き潰しに動くことを決めて。
全知の能力で事前に打ち合わせをしていたら、読まれる可能性がある。
未来と、人の心だけは読めないから、それぞれが出来る事を信じ対策を練っているという流れが好きですねー。
その結果、実施される事になった「ニベルコル」対策には笑ってしまった。通るんだ、それが。
敵の物量に負けず、中々いい戦いをしていた所に、邪魔が入るんだからままならないと言いますか。
祟宮澪。名前だけは出ていた彼女の正体、というか秘めていた過去の一端が描かれていたのが不穏だったんですよね。
実際その結末は中々悲惨なものでしたし。結末を変える為に、考え付いた手法が怖い。精霊なんだなぁ、という価値観の違いを見せつけられた感じ。
あとはヤバそうなので言えば、ウッドマンさんがヤバそう。カレンさんの冗談が悲しくて笑えない……