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(…………俺は)

(俺の目的を遂げられるだろうか)

 

キンバリー魔術学校を舞台とする『七つの魔剣が支配する』、そのコミカライズ。

入学式に向かう道中のオリバー達。

喋る植物の生える道、幻想生物のパレード。そこで起きたひと騒動。

その縁もあってつるむことが増えた、6人の物語です。

 

まぁ、メインとなるのが6人というだけで、7年制のこの学校では先輩方も外しては語れない魅力を持っているわけですが。

入学説明で校長が「好きにやって好きに死ね」と言う学校なだけはあるというか。

 

魔法剣の授業では、立ち合いの動きがしっかり描かれていて、漫画ならではの良さがありましたねー。

二個目の授業での、「魔法杖」に対するオリバーの返答とかが好きだったので、その辺が割愛されていたのは少し残念でしたねー。

オリバーとシェラが魔法使いとして覚悟が決まっていて、他の4人に青い部分がある、というのは良いバランス。

今回は後半、カティの優しすぎる故の問題が描かれてました。2巻以降も楽しみです。






◇オマケ
電撃文庫の原作の方が、『このライトノベルがすごい!2020』にて総合&文庫1位に輝きました。おめでとうございます。