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「でもわたしには 特別って気持ちがわからないんです」

 

電子版で購入してました。感想書いてなかったので、読み直しー。

アニメ化もした百合漫画。電撃NEXTはカバー裏も収録してくれてていいですねー。

「あれはそんなに可愛くないからいい」って言うやりとりが笑えて好きです。

 

高校に進学して、未だ部活を決めていなかった少女、小糸侑。

彼女は先生に、生徒会を見学してみないかと声をかけられて。

選挙が近いとか言われて、上手く使われてると思いながらも足を運ぶ辺り律儀。

そこで侑は、七海燈子というカッコイイ女性と出会った。

 

何回も告白されて、けれどそれを断り続けている先輩。「誰に告白されても付き合うつもりがない」と言う彼女に、侑は悩みを相談して。

その結果、七海先輩に彼女は一目置かれる事に。まぁ、「特別って気持ちが分からない」と言う侑の物差しに惹かれた、感じですが。

そこで「だって私君のこと好きになりそう」と言える辺り、七海先輩は人たらしというか。

 

5月にあるという生徒会選挙で、候補と推薦者として一緒に行動する事も増えて。

特別を見つけて真っ直ぐぶつかっていく七海が眩しいし、それだけの想いをぶつけられても揺れない侑の迷いもしっかり描いてます。総じていい感じの青春してるなぁ、と言う感じ。