「ほんと燈子って…」
「厄介よね」
「…同感です」
結局侑も劇に協力する事になって。
小説を書いている友人に、脚本をお願いする運びに。
他のメンバーの前でも名前呼びをするようになって。
踏み込んで、自分から名前で呼ばせたのに照れてる燈子先輩が可愛かったです。
七海の友人である佐伯先輩も結構重要な役ですよねぇ。
テストでいつも1位と2位。一緒に過ごしてきた時間と、秘めていた想いがある。
側に居る為に隠し続けている彼女も、結構したたかだと思います。彼女自身は、隠しごとを卑怯と感じている部分もあるみたいですけど。
彼女の抱えているものを、相談できる相手がいるのは良いことです。
休息に七海と親しくなっている侑と、それでもちゃんと交流できるあたりも、外面が良いと言えばそれまでですけど。彼女の中で筋が通ってる感じがして好ましい。
幕間とか、話の間にある小ネタが毎度可愛くて好きです。
今回で言うと、侑の姉と連絡先を交換して、侑の寝顔写真をゲットして悶えてたあと、「待ち受けにしたい」と思ってる部分とかが良かった。