「もういい。ひかげに期待したわたしがばかだった」
思い出補正で楽しさ増してる感じ。
いや、しかし令和の時代になってキリカの続き読めるとは思ってませんでした。
正直音沙汰ないし、もう刊行されないものかと。4年ぶりの新刊。
間が空きすぎていきなり7巻出してもアレだから、とSをつけて新シリーズを装っているそうです。あとがきに書いてあった。あけすけすぎる。
いや、明け透けと言うなら、作中で同時刊行した『民主主義のぶっ壊し方』の宣伝入れてるところとかの方がひどいですけど。
生徒会選挙が終わって、ひかげが副会長になった後の話。
ただ、ひかげは本調子ではないようで。薫に「燃え尽き症候群」と評されてましたけど。
選挙の時とかに頑張りすぎてて、さらには敵対しようとした虎徹の下で副会長に収まってしまった。
だからかツッコミに力がないとか言われてたり、いままで以上に周囲振り回されていた印象。……久しぶりだったから曖昧なだけで、こんなもんだったかな?
とはいえ、生徒会詐欺師の顔は抑えめでしたねー。周囲に彼のはったりで状況を動かしていくのが楽しかったりするのでSシリーズとして続いていくなら、副会長としてスケール大きい事やって欲しいきがします。