「見せてやるよ!!
「本物の魔の力ってやつをな!!」
いやぁ、懐かしいなぁ。ゼロクロイツはリアルタイムで読んでいたはず。
本編の記憶薄れてるんで、その内読み返したいですねー。
……新章刊行されてるのには、最近気づいたんですけど。情報感度が悪い……
冒頭に本編『マテリアル・パズル』と『ゼロクロイツ』の宣伝が入ってからの第四章。
最初に描かれる1節は、なんと過去編。
最盛期のメモリア国王バレットと、彼と出会った当初の、まだそれぞれの戦い方を極めて居ないティト達の冒険譚。
いや、国王がそんな行動派でいいのかとは思いましたが。そんな彼だからこそ、ティト達と絆を育めたのかなぁと思います。いや、捕まった時あっさり「逃げる準備」とか言って見捨ててましたけど。アレも信頼ですよね、うん。
しかしバレット王、強いな。グリンのように血統によって魔法を扱える。おまけにそれが「三千大千世界」だって言うんだから。
実際、それをよく活用して戦っていましたけれど、敵も無策で暴れていたわけではなく。一時は彼を捕縛してのけるんだから見事なもんです。
まぁ、その実内部に裏切り者抱えていたり、面倒な気配がしますけどね。さて、どう決着するやら。
真面目なシナリオの裏でオイーモゴッデスとかやってるのがこの作品らしさだよなぁ。緩急の付け方が凄い。