「…本当か?」
「本当にそんな簡単なことでいいのか?」
黄金姫の死について調査していたライネス。
しかし。その過程て疑惑が深まり進退窮まったか……と言う所で、Ⅱ世が登場。
「ロード」という立場を誇示し、黄金姫と白銀姫の術式に関する考察を述べることで、状況を動かし猶予を勝ち取った。
戦闘になったら死ぬだろうに、それでも踏み込んでいけるのが彼だよなぁ。
得た時間の中で彼は考察を進めていって。
調査だけ依頼していたはずの、生徒スヴィンとフラットまで来訪して。
状況は刻一刻と変化してく。冠位の魔術師を敵対させようと仕向けるものがいて、イゼルマが最近オークションで獲得した呪体の話があり、それを狙う外部の魔術師による襲撃まで起きた。
予想外の事が起きても、少しずつ推理を進める愚直さが好きですねぇ。