そう思ったことを、今からやりましょう。
再読。
『キノの旅』のタッグでおくる、18の掌編を収録した絵本。
元々キノでも風刺とかも上手く描かれていましたし、あのテイストが好きなら読んで損はない一冊。
「らぶれたー」の少しずつ長くなっていく文章が、最後短くなるのとか。
文章のレイアウトも工夫されていて、本当に絵本的というか。視覚情報が増えていて楽しい。
皮肉が効いてるのでいえば「はな」とか「あなたのいるばしょ」の登山家の部分とかか。
一番好きなのは「やりたいこと」ですかね。勇気をくれる。
「さくせす」とか「けいけん」なんかも、今見ても刺さるというか痛いので、頑張りたいですね……
あとは「りゆう」も短いながら、胸に来るので気に入ってます。