「力を与えてくれたことには感謝するぜ。だけど、あんたの出番は終わりだ。あとは約束通り、俺がシャフリヤル・レンのやろうと異境から叩き出すのを黙ってみてろ」
アヴローラは異境に堕ち、暁古城は第四真祖の力を手放した。
闘う力を失っても、それでもアヴローラを救いに行こうとする辺りが彼らしいというか。
ここで行動できるからこそ、彼は第四真祖になったんだよなぁと改めて実感しましたね。
とは言え、意気軒高であっても力が足りないのは確かで……そんな古城の前に第一真祖であるキィが現れて取引を持ち掛ける。
古城に力を与える代わりに、異境の影響を抑えたいとのことで。
ただ、真祖が元真祖に与える力が生半可なものであるはずもなく。
新しい眷獣に古城は振り回される事に。それを抑える為に、十二人の血の伴侶が必要ということでヒロインが集合する……
いやぁ、これまでの積み重ねがしっかり生きていると言いますか。牽制しあってる部分もありますが、必要以上にギスギスしてはいないかな。
雪菜たちが正攻法で行こうとしたところ、浅葱が別ルートの提案をして交渉をまとめてくるんだから大したものといいますか。
最終的に、真祖が居ない状態での怪獣大決戦みたいになってたのは笑うわー。
まぁ浅葱の提案があったからこそ、戦車乗りとかの助力も得やすい作戦になってました。最後の雪菜と浅葱が協力しての手も良かったですしね。
今回は、一度力を失った古城が再度戦うための準備回でした。
とはいえ合間合間で、過去の天部のエピソードなんかも描かれていましたし、いよいよ最終決戦の様相を呈してきた感じがしますねー。