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「ブランタークさんも、何気にツイてませんよね」
「坊主の不幸体質が伝染したのかもな」
1巻の引きが国王との謁見だったのですぐ始まるかと思いきや、ルイーゼが飛行船でやっていたアルバイトからスタート。
WEBでもこの位置でしたけど、幕間だったのが本編みたいな構成になってるのはなんでなんだろう……まぁ、他にもあるので気にするほどのものでもないか。
アンデッドとはいえ古代竜を討伐するという実績を挙げたヴェル。
その素材は貴重で、特に魔石は有用なため王国が買い上げる事になって。更にはその褒美として、勲章を授与された上に爵位まで授与される羽目に。
いや名誉なことなので「羽目」とか言うのもアレですが。ヴェル自身が「王様と顔を合わせる羽目」とか思ってたからな……
領地や役職こそ与えなかったものの、実力を評価してしっかり抱え込むあたり王様は強かです。
実際、貴族家の当主としての立場を活用して、その後の軍事行動に組み込んでましたからね……相手は魔物で、領地を開拓して人の生息圏を拡張するための、意義ある戦いではありましたが。
予備校からつるんでいたエルやイーナ、ルイーゼも逃れようも無く巻き込まれてお疲れ様ですというか。ヴェルは将来有望ですし、苦労に見合ったリターンが見込めるのが救いでしょうか。
国王以外にも彼の価値を認めている人は多くて。自分の孫娘を婚約者として送り込んでくる人まで居ますしね。企みはあれど良縁なのも間違いなく、楽しそうだからいいんじゃないですかねー。
先んじて交流していて出し抜かれたブライヒレーダー辺境伯はご愁傷様ですが。送り込める相手がいないんじゃしょうがないね……