「成長していると思えないのなら、それも含めて成長よ」
「……そう……でしょうか?」
「何度も言っているように、楽しみなさい。描くことを楽しみなさい。見る事を楽しみなさい。試すことを楽しみなさい。見せる事を楽しみなさい」
水織に告白されたが「好きになってはいないと思う」と、ユウトが断って。
鈍感な部分はあれど優良物件だとは思いますが、競争倍率も高いぞーとは言っておこうかなぁ。
仕事に熱を上げ過ぎて倒れた時なんかも、真っ先に駆け付けたの女性ばかりでしたし。人気者は辛いね(棒)。
ちゃんと錦も様子を見に来てくれましたけど、距離の問題ばかりはいかんともしがたい。
……いやまぁ途中で怪獣大決戦が勃発してると聞いて、「電車が混んでるからちょっと遅れるかなー」とか言ってる辺り、意図的な部分もありますが。
車じゃないんだから混んでようが、そこまで遅れないでしょ……乗車密度によっては何本か見送る羽目になるかもしれませんが。
さて、今回の主題はイラストを描きはじめた乃ノ香の悩み。
自分の成長を実感できずに焦り、ユウトともすれ違い、他の人との交流も最低限になってしまった。
それでも絵を描いていたあたり、向いてはいると思いますけど。ただ、楽しむことは出来ていなかった。
スランプはこれまでもありましたけど、プロのイラストレーターとして各々が超えて来てましたからね。初心者の迷いと言う意味では新鮮でした。しっかりそれを乗り越えましたし、一安心。
距離が縮まったように見えて、ナス先生はちょっと衝撃を受けてましたが。さて、どうなるやら。ナス先生応援したいんだけどなー。