ico_grade6_3
「うわ マヂかよ」
「良い性格してるなタカオ」


あちこちの状況を同時に描写しているので、進行がかなりゆっくりですよね……
今回は、401達の描写は無しで、帯に在る通り「第四施設事件」についてのネタが多いです。
なので施設に攻め入ったハルナ・キリシマと、タカオ・アタゴのバトル。
目を逸らすために実施されていた学園祭と、そこに潜入したレキシントン達についても触れてましたね。

いきなり、ジブラルタル海峡の方で「お父様」と霧が動いているエピソードから始まったので、あれ1巻読み飛ばしてしまったかなとちょっと不安になりましたねー。
久しぶりにメンタルモデルを獲得したため、上手く扱えずトラップに引っかかりまくってるキリシマには笑った。
潜入は防げないので、遅滞先頭に切り替えていましたが……その後の、アタゴを人質取られた場面がコミカルなのは何なんだ。
シリアスパートなのかと思いきや、メンタルモデル復活シーンとか、妙にギャグに寄るよな彼女達。

総旗艦ヤマトはその場に集ったメンタルモデルの他、日本の統治者たちを招き、第四施設の真実について明かしていましたが。
もっとおどろおどしい何かが出てくるかと思っていたので、穏当な結果にびっくり。
……いやまぁ、アレを穏当と言っていいのかどうか。
一応ちゃんと生来の物に置き換えてくれたそうですが、スワンプマンじゃないと誰が証明できるのか。ホラーかな?

ハシラジマに居る群像も、脱出の手段を獲得したようですが……
旧式の潜水艦で、どうにかなるものか。さてはて、どこも先が読めませんが、白鯨はいつアメリカに着きますかね。このペースだと30巻まで行ってもついてないのでは……。