「へぇ……にのみやさん」
「つまんないウソ つくね」
ついに、修たちのランク戦が決着となる巻です。
孤立したヒュースを支援しようとするも、スナイパーに張り付かれていて失敗。
その間にも苛烈な攻撃は続き、ヒュースはじりじりと削られていくことに。
3チーム6人に囲まれてなんでこんなに生き延びてるんでしょうね。
そして、ランク戦が描かれるたびに、黒トリガー争奪戦時の迅さんの株が上がって行く。あの人似たような事をA級相手にやったんだよな……実力派エリートすごい。
あと東隊長も、ほとんどベイルアウトしてないっていってたし、落ちた時もこんな感じだったんだろうなと予想できる。
ランク戦楽しいので無限にやってほしいな。いやまぁ、この後に来るだろう遠征編も、ワールドトリガーだから面白くなること請け負いなんですけど。
その後、再度ランク戦が描かれるかは正直微妙なところだと思うんですよねぇ。玉狛第二がメインを張っていますけど、他のキャラクターたちもそれぞれ来歴があって、主人公になっててもおかしくないんだよなぁ。
中盤で明かされた、弓場隊長の『攻撃手キラー』の異名。そしてそれに対抗するために開発されたのが『生駒旋空』、と。
修たちはコレが初めてのランク戦ですが、こういうのを繰り返して来たんだよなぁ、先輩隊員達。密度が濃い。
ヒュースは、追い込まれていく中でも着実布石を打って、ギリギリのところで「隠し弾」であるところの変化弾を見事命中させてました。ここで、生駒隊長を落とせたのは大きい。
ユーマのグラスホッパー爆弾(がれき飛ばしたり)も中々ですが、それをエスクードでやって車吹っ飛ばしてる辺り容赦なくて笑う。
トリオン体だから、ドッキリくらいにしかなりませんけど、絵面が普通に交通事故じゃん……
二宮さんと千佳ちゃんの爆撃も、これ普通に無理ゲーじゃねっていう破壊力で笑えてくる。
最後の最後、玉狛第二と二宮隊の3対3になって、これまでの積み重ねをしっかり実践した、見事な勝利でした。それぞれの成長にちょっと感動した。
エピソード間に、エンブレム解説入ってましたが……とりまる先輩が、元太刀川隊ってマジですか。え、いつ頃の話。どういう経緯で玉狛に移動したの……
今のA級メンバーとランク戦していた時期はあるんですか。どこかですでに書いたかもってあるけど、初出では???
カバー裏。ランク戦が終わったここで改めて玉狛第二の初期3人+オペレーターに触れられるとか激熱ですね。
修の項目で、「師匠キャラがどんどん増えて、このペースだと2050年には3800人になる」って。BBFで隊員500名以上って書かれてるんですが、軽く8倍弱いますね???
2050年まで続くとボーダーそこまで大きくなるって予言ですか? ……そこまで増えてなお3800人に上(師匠ポジ)に行かれるメガネ君の気持ちを考えた事があるか。
……メンタルペンチだから、必要だと思ったらやるよな。うん。
空閑、千佳ちゃん、オペレーター宇佐美と成長やスペックを実感できる話でしたが……
小南先輩だけ、「身内贔屓を微塵も隠そうとしない立派な先輩」、「解説できるのか心配されていた」と書かれているのが、うん。小南先輩だなぁ……。